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1.OCRソフト対策はできますか?
はい、できます。
2.(PDFを加工する側の環境について)Acrobat Professional版を持っていないといけませんか?
いいえ、不要です。
3.加工処理したいPDFファイルが100個以上あります。バッチ処理できますか?
はい、できます。ただし、ページ数が多いPDFファイルの処理は時間がかかります。処理するPCの性能に依存しますが、目安として、100ページのPDFで約60秒かかります。100個ある場合は、個々のPDFのページ数にも拠りますが、何十分もかかると思われます。
4.保護したいファイルがPDFファイルではなく、JPEG/PNG/GIF/TIFFファイルなのですが、OCRソフト対策のために保護できますか?
いいえ、そのままではできません。PDFファイルのみが対象になります。それらの画像ファイルを一旦PDFファイルに変換していただければ、保護対象にできます。
5.変換後のファイルの画質が悪くて、文字がぼやけています。
変換設定で、「一時ファイルの画像解像度(dpi)」の数値を上げてください。デフォルトでは100になっていますが、たとえば150にしたらどうなるかなどお試しください。ファイルサイズが大きくなりすぎる場合は、その兼ね合いをご検討ください。 また、DPIが100の場合、最も一般的なA4縦型のPDFで初期表示倍率を72%に設定していますが、横型のPDFなどの場合、横スクロールが出ないように表示されるようにしている関係で、表示倍率が72%より低くなって、そのため文字の輪郭に多少ギザギザが見えたりする場合があります。ですから、横型のPDFの場合、表示倍率を72%前後に設定しなおせば文字がくっきりとなるという場合がありますので(72%より大きくしすぎると、かえって汚くなる場合があります。)、一度お試しください。 72%に拡大するとくっきりする場合は、「解像度の最も低い環境として1024×768ではなく、1280×720を想定する。」の機能を有効にしていただくと、表示が改善するかもしれません。 6.変換後のファイルで、画像に筋が入っています。
変換設定で、トラブルシューティングの「Windows GDIを使用しない。」を使用してみて、結果がどうなるかご確認ください。
7.変換後のファイルで、真っ黒やグレイに描かれている画像があります。
変換設定で、トラブルシューティングの「Windows GDIを使用しない。」を使用してみて、結果がどうなるかご確認ください。
8.変換後のファイルで、画像の一部が欠けているものがあります。
変換設定で、トラブルシューティングの「Windows GDIを使用しない。」を使用してみて、結果がどうなるかご確認ください。
9.変換後、PDFファイル内のリンクが効かなくなりました。
できる限りリンクを復元するようにする設定を利用しても、100%ではないため、ご迷惑をおかけします。考えられる原因と対策をご紹介します。
10.トラブルシューティングの「Windows GDIを使用しない。」を使用しても、正しく変換されません。
その場合は、そのPDFに限っては、正しく変換できない可能性があります。解決を約束することはできませんが、サポートに御相談ください。秘密は守りますので、現物のPDFを提供しいていただくことが解決のための最低必要条件となる場合もあります。 11.処理が遅いです。
PCの性能にも拠りますが、PDFによって処理に時間がかかる場合があります。PDFのページ数だけでなく、コンテンツ(文字情報量など)にも拠ります。申し訳ありません。
12.しおりを復元するようにしたら、しおりに含まれる文字は検索対象になります。
仕様です。しおりに含まれる文字も含めて検索させたくないという場合は、しおりを復元しないように設定してください。 13.しおりを復元しましたが、一部正しくない場合があります。
稀にそのようなケースがございますが、現在のところ仕様です。すみませんが、Acrobat® Professionalなどの製品で再編集してください。 14.特定のファイルで「予期しないエラー」が発生して処理されません。
一度お試しいただきたいことは、フォルダー単位でのバッチ処理をされているのであれば、そのPDFファイル単独を選択して処理してみてください。原因ははっきり分かりませんが、一つずつ処理すると問題なく処理される場合があります。
また、dpiをデフォルトの100から変えている場合は、100の場合はどうかをお試しください。 また、「Windows GDIを使用しない。」にチェックされている場合はチェックしないようにした場合はどうなるかご確認ください。その逆に、「Windows GDIを使用しない。」にチェックされていない場合は逆にチェックするようにした場合どうなるかご確認ください。 その他、設定ファイルと、現象を再現できるPDFファイルを添付してサポートにお送りください。PDFファイルが2MB以上の場合は、どこかのサーバにアップしていただいてダウンロードできるようにしてください。メールに添付するのは避けてください。 ![]() 15.PDFファイルの拡大率を上げていくと、汚くなります。
オリジナルのPDFと違って画像ベースになっていますので、拡大しすぎると汚くなります。そのため、当製品では100dpiの場合で72%の表示倍率を基本としています。それより大きくすると、汚くなります。
![]() 16.加工したPDFファイルを、Google Chromeで閲覧すると、巨大に表示されすぎて、見にくくて仕方ありません。
DPIをデフォルトの100から変更されているのではないかと思われます。
当ソフトで加工すると、ファイルの物理的サイズ(width/height)も大きくなるため、表示倍率を調整して(=小さくして)、Adobe® Readerでは(初期表示での)見た目の大きさがオリジナルのものと同じになるようにしています。DPIがデフォルトの100の場合は、表示倍率が72%になるようにしています。DPIが200なら表示倍率は半分の36%です。DPIが300なら表示倍率は3分の1の24%です。DPIの値と表示倍率は、反比例の関係になっています。 しかしながら、Google Chrome内蔵のPDFビューアはこの設定をサポートしていないため、DPIをデフォルトの100よりも大きい数に設定している場合は、次の対処法を取ってください。DPIがデフォルトの100であれば、以下の対処は不要です。なくても、閲覧に支障は無いです。
●通常のリンク方法 <a href="hogehoge.pdf">PDF</a> ●Google Chrome対策のリンク方法 <a href="hogehoge.pdf#zoom=24">PDF</a>(300DPIの場合) ![]() ※ ズーム率の「24」などの数字は、Adobe® Readerで該当ファイルを表示させることにより、もっとも適切な数値を知ることができます。ただし、横型のPDFなどの場合でエラーコード「convert_image_horizontal_scroll001」や「convert_image_horizontal_scroll002」がエラーログに残っている場合は、ズーム率の指定はかえって副作用(解像度の高いモニターで無駄に小さいズーム率になる場合)がありますので、下記に紹介します方法で、ユーザー各自がPDFを適切な表示になるように調整してください(もしくは、その方法をエンドユーザーの方に教えてあげてください)。 また、Google ChromeではPDF表示時にPDFの右下のほうに、右の画像のようなコントロールが表示されている(表示させることができる)はずであり、一番上のボタンが「ページサイズに合わせる」と「ウインドウ幅に合わせる」に切り替えるためのボタンになっていますので、いざという時はこのボタンを使用してください。 ![]() 17. PDFを加工すると、PDFの用紙サイズが約1.4倍ほどになっているようです。
「一時ファイルの画像解像度(dpi): 」の設定をデフォルトの100に設定されている場合はそうなります。72dpiに設定していただくと同じ用紙サイズになるのですが、72dpiですと、PDFを画像ベースにする関係で文字がつぶれてしまったり眠たい感じになってしまいますので、デフォルトで100dpiにしています。そのため、100÷72≒1.388倍になっています。
しかし、加工後のPDFの初期倍率を逆に基本的に72%に設定することで、オリジナルPDFの100%表示のサイズと見た目のサイズが同じになるようにしてあります。 ![]() 18.一時ファイルの画像のwidthを600pxにしたい場合、DPIの設定はどうすればいいの?
オリジナルのPDFがA4縦型であれば、A4縦型のwidthは210mm=596ptですので、600÷596=1.0067114・・・を72dpiにかければいいことになります。つまり、約72.5dpiになります。
なお、一時ファイルの画像は、「処理終了後、一時ファイルの画像は削除する。」にチェックが入っている場合は削除されますので、サムネイルなどにご利用の場合には、このチェックを入れないでください。 また、300pxなど小さなサイズの画像が必要な場合は、いったんDPIを高めにした上で作成した後、画像処理ソフトなどでリサイズしていただいたほうが綺麗になると思います。 |